
2011年07月02日
まぼろしの滝を訪ねて
「北近江の山歩き」という本を読んでいると「まぼろしの滝とユリ園巡り」というタイトルが目に付いた。
うだるような暑さで水辺を歩くのも良いだろうし、丁度ユリの花も咲いている頃だしと思って行って見ました。
まぼろしの滝と言うからには、秘境の山の中にゴーゴーと音を立てて流れているのだろうと興味深々です。
場所は奥イブキスキー場へ行く道筋です。登山口には標識も無くかすかに踏み跡が残っているかなあーと思える急坂を登り倒木を跨いで登っていくと小さな一つ目の滝が出てきました。
更に登っていくと突然道が無くなった。「どうする?諦めて帰るか?」と思って少し引き返すと沢の向こう側に標識が見えた。
沢を渡り危なかしい丸木橋を何度か渡ると、この写真の2番目の滝が現れた。幾筋もの滝が流れている。

その次はこの滝。なかなか水量も有り高い滝だ。もみじの木も周りに有り紅葉の頃はなかなか良さそうな滝だ。

その上にも大きな滝が有り、山アジサイの花が水辺に咲いている。
「五色の滝」とは五段に分かれているらしく、この滝は下の方の滝らしい。

その上がこの滝で五色の滝の、上の二段の滝のようです。この二段目の滝は大きな一枚岩の上を水しぶきを上げて流れ落ちている。
今日は残念ながらお目当ての「イワタバコ」の花はお目にかかりませんでした。少し早かったか。
「帰りの道・ユリ園」と書かれた標識が有ったが、来る途中の里の人に聞いた処「今はもうユリ園はやっていない」と聞いたので諦めていたが、なんと、ここから10分位でアスファルトの車道に出てしまった。
これでは秘境の中のまぼろしの滝とは言えませんね(笑)
「昨日の雨集めて走る山峡に 滝の音過ぎてまた滝の音」
By やま桃太郎
うだるような暑さで水辺を歩くのも良いだろうし、丁度ユリの花も咲いている頃だしと思って行って見ました。
まぼろしの滝と言うからには、秘境の山の中にゴーゴーと音を立てて流れているのだろうと興味深々です。
場所は奥イブキスキー場へ行く道筋です。登山口には標識も無くかすかに踏み跡が残っているかなあーと思える急坂を登り倒木を跨いで登っていくと小さな一つ目の滝が出てきました。

沢を渡り危なかしい丸木橋を何度か渡ると、この写真の2番目の滝が現れた。幾筋もの滝が流れている。


「五色の滝」とは五段に分かれているらしく、この滝は下の方の滝らしい。

今日は残念ながらお目当ての「イワタバコ」の花はお目にかかりませんでした。少し早かったか。
「帰りの道・ユリ園」と書かれた標識が有ったが、来る途中の里の人に聞いた処「今はもうユリ園はやっていない」と聞いたので諦めていたが、なんと、ここから10分位でアスファルトの車道に出てしまった。
これでは秘境の中のまぼろしの滝とは言えませんね(笑)
「昨日の雨集めて走る山峡に 滝の音過ぎてまた滝の音」
By やま桃太郎
2011年06月26日
山上の花園
朝早くに山に登りたいと前日夕方に登山口手前でテントを張って食事の用意をしていると「今日はこちらでお泊りですか?」と声がして、5,6人が車から降りてきた。
見れば高校生達のようで、聞いてみると大阪の某高校の山岳部員と引率の先生のようでした。学生達もテントを張って賑やかに食事を始めました。こちらは一人でビールを飲み、冷酒をちびちびと飲みながらラジオの阪神、巨人戦を聞いている。どうやら阪神が勝っているようで”良し、良し”
学生達も遅くまで話が弾んでいるようだ。”うるさいなあー”なんて野暮なことは言いません。私たちだって山の頂上や沢沿いでテントを張り、焚き火をしながら”ワイワイ、ガヤガヤ”と時には大きな声で歌を唄ったり、それが山登りの大きな楽しみなのですから

しかしこの近くの山に何回登ったことでしょう。月夜に照らされながら雪道を歩き、断崖絶壁の岩の上に腰掛けてご来光を仰いだり、雪に埋まった岩に足を置いた途端一回転して谷底に転がり落ちて、大きなザックのお陰で木の枝に引っ掛かって九死に一生の命拾いをしたことも。そんな話を学生達にしてやろうかなあーとも思ったが、こんなおじさんの話は迷惑だろうと止めましたが


さてトイレに行ってそろそろ寝ようかと外に出ると、なんと、満天の星空ではないか
予報では降水確率50とか60%で明日は雨具をつけての山登りを覚悟していたのが、うれしい予想はずれ。下を流れる沢音とカジカの声を?聞きながら眠りに
さてお目当ての紅花シャクヤクとジキタリスの花をゆっくりと撮影しながら、続々と登ってくる人達を尻目に下山の途に
By やま桃太郎
見れば高校生達のようで、聞いてみると大阪の某高校の山岳部員と引率の先生のようでした。学生達もテントを張って賑やかに食事を始めました。こちらは一人でビールを飲み、冷酒をちびちびと飲みながらラジオの阪神、巨人戦を聞いている。どうやら阪神が勝っているようで”良し、良し”
学生達も遅くまで話が弾んでいるようだ。”うるさいなあー”なんて野暮なことは言いません。私たちだって山の頂上や沢沿いでテントを張り、焚き火をしながら”ワイワイ、ガヤガヤ”と時には大きな声で歌を唄ったり、それが山登りの大きな楽しみなのですから




さてトイレに行ってそろそろ寝ようかと外に出ると、なんと、満天の星空ではないか

予報では降水確率50とか60%で明日は雨具をつけての山登りを覚悟していたのが、うれしい予想はずれ。下を流れる沢音とカジカの声を?聞きながら眠りに
さてお目当ての紅花シャクヤクとジキタリスの花をゆっくりと撮影しながら、続々と登ってくる人達を尻目に下山の途に
By やま桃太郎
2011年06月05日
山伏修験者の行場道を歩く
三重県松坂ICを西に進むと飯福田寺の裏山に「伊勢山上」と呼ばれて、今もなお山伏修験者の道場となっていて奇岩、巨岩の続く行場が有ります。ここを歩いてきました。

いきなり「油こぼし」と言われる10m程の垂直に立つ一枚岩。油をこぼしたようにつるつるとした岩場を鎖を掴んで登って行きます

登った先から見える獅子が大きな口を開けたような岩が目の前に!
この繰り抜かれた岩の中に祠が建てられていて「岩屋本堂」と呼ばれている。中には前鬼、後鬼を従えて空を飛んだと言われる「役ノ行者」が祀られているそうです。

その岩屋本堂の裏側から獅子の口から喉元にかけて突起した小さな岩を掴んでフリークライミング宜しく登っていくと、鎖が付いてあって、今度は喉元から頭にかけて登って行きます。

これが頭に登って来る様子です。勿論その下、足元は何も掴むものが無く千尋の谷底にまっさかさまの状態。見ているこちらが足が震え、目が眩む。


頭の部分(御笠岩)の向かいが小さいながらも岩に抱きついて登る「抱きつき岩」その後は小天井、大天井の樹林の中を歩くと、またまた岩場。
鞍掛岩、蟻の戸渡り、小尻返しと岩場の連続。

飛び石の方から後を振り返った鞍掛岩、蟻の戸渡りの岩場です。この上を歩いていくのですが、一応鎖は付いているところも有りますが、私”やま桃”は”怖い、怖い、私は駄目です”と岩の下に付いている巻き道を歩いていきますが、同行者の女性陣”はへっちゃら、へっちゃら、すいすい”と歩いていきます。
これが現在女性の気質なのか、我が山の会の女性陣が特別に強いのか?
最後の「飛び石」を下ると表行場が終りますが、その先の裏行場にも行って見ました。ここにも油こぼし岩を登り鎖の付いた「獅子ヶ鼻」の岩を登って帰ってきました。
By やま桃 太郎


この繰り抜かれた岩の中に祠が建てられていて「岩屋本堂」と呼ばれている。中には前鬼、後鬼を従えて空を飛んだと言われる「役ノ行者」が祀られているそうです。




鞍掛岩、蟻の戸渡り、小尻返しと岩場の連続。

これが現在女性の気質なのか、我が山の会の女性陣が特別に強いのか?
最後の「飛び石」を下ると表行場が終りますが、その先の裏行場にも行って見ました。ここにも油こぼし岩を登り鎖の付いた「獅子ヶ鼻」の岩を登って帰ってきました。
By やま桃 太郎
2011年05月04日
久し振りの赤坂山
他の人のブログを見ていて、マキノの赤坂山に登って花を見てみたいと思って登ってきました。しかし赤坂山に登るのは何年振りでしょう。

赤坂山も雪が融けてスキー場がキャンピング場となって凄い数のテントが張られています。その横を通って山に登っていくと桜?木肌は桜の木ですが、花が少し違います。丁字桜?では無いかと思うのですが

これも何の花?スミレの花かな?
そんな花を眺めながら以前登ったときのことを思い出しています


以前もこの時期に登っていて、イカリ草が沢山咲いていて、しかも渓流沿いに咲いていたように思ったのですが。
今はどうなのかと案じながら休息所の東屋を過ぎると、大きな水の音が聞こえてきました。矢張り途中に渓流が流れていたのだ!しかも以前と同じように”イカリ草”が。
嬉しさと懐かしさで沢の方に下りて行って良さそうなアングルを探しながら撮影。登山道では大勢の人達が黙々と頂上を目指して登って行きます。

次はカタクリの花が見たいなあー、と念じながら歩いて行くと、なんとなんとカタクリの花まで顔を出してくれました。私に超念力の力が有るのかも(笑)


頂上手前の岩の中に置かれたお地蔵さんと頂上の写真です。今日は青空の見える五月の空の筈ですが黄砂の為かどんよりとしています。この山も高島トレイルの中に入っているためか頂上も大勢の登山者でした
By やま桃太郎


そんな花を眺めながら以前登ったときのことを思い出しています


今はどうなのかと案じながら休息所の東屋を過ぎると、大きな水の音が聞こえてきました。矢張り途中に渓流が流れていたのだ!しかも以前と同じように”イカリ草”が。
嬉しさと懐かしさで沢の方に下りて行って良さそうなアングルを探しながら撮影。登山道では大勢の人達が黙々と頂上を目指して登って行きます。



By やま桃太郎
2010年12月24日
冬の花咲く
いよいよ冬山到来
冬の花も咲き出しました



奈良県東吉野村の明神平に登ってきました
ここは樹氷のきれいなところで有名なのですが、もう少し早いかなー
歩き始めから雨が本格化、早々に雨具をつけて
明神平についても樹氷は今ひとつ、明神岳頂上から檜塚奥峰に入る
枯れ木に白い花が
しかも青空が顔を出す
皆さん思い思いに新雪を踏みながら真っ白な冬の花の下を
満開の冬の花の下で「堂島ケーキ」とボージョレヌーボのワインで乾杯しながら一足早いクリスマスを楽しむ
これからこういう景色があちこちで楽しめることでしょう
ただし、善男善女の方にだけですが、みなさん良い子にしていましょうね
By やま桃太郎




ここは樹氷のきれいなところで有名なのですが、もう少し早いかなー
歩き始めから雨が本格化、早々に雨具をつけて
明神平についても樹氷は今ひとつ、明神岳頂上から檜塚奥峰に入る
枯れ木に白い花が


皆さん思い思いに新雪を踏みながら真っ白な冬の花の下を

満開の冬の花の下で「堂島ケーキ」とボージョレヌーボのワインで乾杯しながら一足早いクリスマスを楽しむ
これからこういう景色があちこちで楽しめることでしょう
ただし、善男善女の方にだけですが、みなさん良い子にしていましょうね
By やま桃太郎