PhotoGraphやま桃

この間から気になっている三多気の桜を撮りに行こうと早朝から車を走らせて三重県に入った阿山辺りからものすごい霧、車の視界が悪くのろのろ運転。その霧の中に朝の光に幻想的な山の風景。桜撮影をやめて朝陽の写真をと思って見るが撮影に適した場所がなく、結局桜の撮影現場に到着。 山峡の場所なので朝陽が当たるのか心配でしたが、南面が開けていて良い陽が当たっている。桜は下の方はもう、殆ど葉桜。この場所も半分ぐらいが散りかけていたが何とか桜の撮影が出来そうです。
勿論もう沢山のカメラマンが三脚を立てて構えています。今朝は少し時間が早いのと時期が少し遅いこともあって観光客は殆ど無かったのですが、以前は人の列が絶えないほどの人気スポットです。
と、言うのはこの桜見物のためにわざわざ田に水を張っているらしい。

撮影を終えて駐車場に戻りかけると、田の仕事を始めるのか鍬を担いだおばさん！鍬の後にはモッコ篭がぶら下がっているのですが、黙って一枚取らさしてもらいました。
この三多気は、伊勢本街道の通っている道で伊勢への古道沿いに有ります。山は伊賀富士と呼ばれる尼ヶ岳や大洞山、それに樹氷で有名な三峰山が有ります。何度これらの山に登ったことでしょう。懐かしい場所です。
　　　Ｂｙ　やま桃太郎